【令和5年】新津工業高同窓会 川内 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 57から抜粋)

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のことと、心よりお慶び申し上げます。

 

 令和4年度は創立60周年記念に当たる年廻りであり、その周年事業の協力に向けて奔走しました。

同窓会報57号の3頁に詳細など掲載させていただきましたが、無事に記念式典を終えることができ大変安堵しております。

 

 当時の世情は依然としてコロナ感染の規制が緩まず、まだまだ活動の自粛や規制指導が残っていました。記念式典の慰労会に併せて同窓会総会を実施したのですが、感染管理をしながらのヒヤヒヤ開催でした。昨年・一昨年と総会は書面開催となったため、何とか集会によって会議の場を持ちたい一心でした。幸いにも滞りなく終わることができ、ここでも安堵した憶えがあります。

 

 同窓会として日頃から母校支援に気を留めているのですが、ここで一つの広報宣伝を紹介しておきます。エフエム新津(地域学園)がご近所なので、ある番組にお願いして母校の近況等を発信してもらいました。そのひとつに、歌手「なおみあき」さんが主催する番組「流れ星きらり」。また、「チームあな町」が主催する「あなたに出逢えたこの町で」。この2本にしっかり新津工業高校の固有名詞を表わして宣伝活動を試みました。広

報の成果があったかどうか、特に日本建築科の話題は番組ネタに最適でした。

 

 最後に、同窓会長として本報の発刊を4回勤めさせていただきました。微力ながらも母校支援・学校宣伝を進めてきたつもりです。今回号の発刊後に同窓会総会を開催しますので、その承認をもって役員改選、私も退任の意向を表示してあります。母校支援は引き続き次期役員への申し送りとしてお願いしていきます。

 

令和5年7月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 川 内  勝


【令和4年】新津工業高同窓会 川内 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 56から抜粋)

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のことと、心よりお慶び申し上げます。

 

 令和3年度の学校運営および同窓会活動を振り返ると、前年から継続するコロナ感染症の勢力が衰えず、文化祭は中止、体育系行事は縮小となって2年続きで影響を受けました。自粛や規制とは主催者側の立場では付帯作業がなくなり、業務上は楽な方向に作用します。しかし、その時代に在籍した生徒の立場では、思い出形成の場を失ったに等しく、ある意味同情という念を覚えてしまいました。

 

 そんなめったにない事象を経験したことは、時間の経過と共に必ずやプラス感情にフィードバックすると信じ、特に当事者である第57回卒業生は、楽観的に捉えながら一つの思い出であったと育んでください。

 

 同窓会の学校支援として、令和3年度は日本建築科を対象に施設見学を実施しました。昨年に続いて実施した見学引率は、これで一通り全学科との交流を持ったことになります。また、本年度は在校生の活躍ぶりが度々新聞紙上を賑わし、卒業生として頼もしさを覚えました。世情の流れを追うと、3年生には在学中に選挙権が得られ、コロナ不況やら突如発生したウクライナ侵攻。いろいろ考えさせられる出来事があった中、平和ボケで年を重ねた我々世代も国際感覚を持ち合わせつつ、「ものづくり日本」を継承しなければと再認識しました。卒業生の皆さんの更なる活躍を祈念しております。

令和4年7月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 川 内  勝


【令和年】新津工業高同窓会 川内 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 55から抜粋)

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のことと、心よりお慶び申し上げます。

 

 令和2年度の諸活動を振り返りますと、何と言っても「新型コロナウィルス感染症拡大」が影響し特に人流の密に対して著しく制約を受けました。全世界的な事情につき致し方ないのですが、まさに一生に一度経験するか否かの騒動となりました。この原稿を執筆している段階でもウィルスが変異しながら第3波・第4波が到来しており、東京オリンピックの開催すら危ぶむ報道が紙面を賑わせていました。

 

 さて、同窓会活動について、コロナ禍の最中に同窓会総会を集会できず、書面開催としたのが歴代始めての事例となりました。結局、学校運営と連動するのですが、母校では主要行事である文化祭・体育祭・修学旅行が軒並み中止。インターハイを含め運動系の対外試合が自粛。社会交流となるインターンシップも受入れ企業から了承を得られず実現しませんでした。コロナ事情を理解してはいましたが、これでは在校生徒もストレスが溜まったものと推察します。

 

 そこで、同窓会として、何か母校支援できないかと考えた時、OB自身が関与する職場なら施設見学をプランニングできるので、学校側に情報提供して見学研修の引率することにしました。見学の実施段階でも、合意を得た事業場から職員にコロナが発生したため、寸前で中止となったケースがあり七転八倒の段取りであった事を思い出します。兎に角、一刻も早いコロナの収束を願ってやまない昨今です。

令和3年7月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 川 内  勝


【令和年】新津工業高同窓会 川内 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第54号から抜粋)

 同窓会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のことと、心よりお慶び申し上げます。

 

 令和元年10月期より同窓会長として任に就き、最初の執筆挨拶をここに迎えております。私自身のプロフィールをまず紹介しますと、小・中学校を地元新津で過ごし、新津工業高校には第13回生電気科卒業で縁が出来上がり、現在も秋葉区に在住する根っからの新津人であります。

 

 卒業して同窓会の一員になった時分、その意識は薄かったのでしょうが、ある時、社会人の立場で母校を振り返ると、一生懸命に母校支援に勤しむ先代会長の高塚さんの姿がありました。そのスタッフさん達と交流しながら、やがて副会長を申し付けられ、この度、会長の任を渡されたところです。

 

 同窓会運営の特徴を考察してみると、まず役員として活動していただく皆さんは、ある意味奉仕活動の誉れです。皆さん自分の仕事の合間で同窓会の運営に協力して頂いております。業種別では、サラリーマンで内業が主だと白昼の時間確保が難しい場合があり、その点は時間捻出の楽な経営者層が向いています。また、世代別の側面で同窓会運営を観ると、若い世代は本業への貢献が最優先なので奉仕活動への時間確保が難しく、年を重ねてからは母校愛の湧き出しに期待が持てます。一回生当時の皆さんは同窓会運営と仕事との両立で大変だったことでしょう。

 

 また、居住地別の側面で観ると、母校の近隣に在住していないと十分な活動支援が行えません。県外に居住すれば母校への往来は難しいのですから当然の事です。これら要素を統括すると、地元の秋葉区に在住して仕事に余裕があり、ある程度年輩の方々の協力で、今日まで同窓会運営が成り立ちました。学校閉校の話が持ち上がり、存続が危ぶまれる時期もありましたが、しっかり伝統を守りながら引き続き地元在住者を中心に同窓会を盛り上げていきたいと思います。併せて若い世代からの係わりも期待したいと考えます。

 

 同窓会配下の組織に「新工経営者懇話会」があり、会社経営に参画する卒業生OBが立ち上げた組織です。私自身も所属していますが、近年は若手経営者の台頭も逞しく、母校を接点として親愛も深まっていければと思う今日この頃です。この度卒業した第55回生卒業の皆さん及びまだ若い世代の皆さんは、まず自身の技術研鑽に励むことになるのでしょうが、いずれ機会があれば経営者懇話会員のように起業してもよし、定年まで所属会社の支援をしてもよし、要は社会の歯車となることを楽しんで下さい。そして、振り返った時、そこに母校があれば支援する意義を思い出して下さい。

 

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で発刊が遅れましたが、関係する皆様方のご健勝をお祈り致します。

令和2年9月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 川 内  勝


【令和元】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第53号から抜粋)

 同窓会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のことと、心よりお慶び申しあげます。

 

 また、日頃は、同窓会活動に対して、様々な面でご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申しあげると共にそれぞれのお立場でご活躍され、母校の名を高めて頂いてますことに、深く感謝申しあげます。

 

 2月28日の同窓会入会式におきまして、第54回生として127名の皆さんが、平成最後の卒業生として、新たに本同窓会の仲間に加わりました。

 

 毎年、そうした卒業生を創立以来、54回で総数1万2千余名が同窓会に入会いたしました。その会員の活躍は、県内外、また政治・経済界はもとより、文化・スポーツ等多岐にわたります。また、在校生が技能・スポーツ等での活躍が取り上げられた新聞報道を拝見するたびに、我々同窓生としても誇らしい限りです。

 

 さて、前任の二代同窓会長、岡村茂(1回機械)より会長職を引き継ぎ、浅学菲才であります私(8回電子)が皆様のご支援・ご協力をいただき、母校50周年記念式典・記念講演会・記念祝賀会を開催できました。その4年後には、同窓会設立50周年事業も大勢の方からご参加いただき、式典・講演会・祝賀会を開催し、節目の年を皆さんでお祝い致しました。

 

 思い起こしますと会長就任前より、電子科閉科式典から始まり、電気科閉科・生徒海外研修・各周年事業と短かな間隔で重要な行事にかかわってまいりました。準備には随分苦労いたしましたが、同窓の皆様のお力添えを頂き、それぞれ盛会に開催できました。退任にあたり、あらためて感謝申しあげます。

 

 元号も『令和』に替り、令和最初の総会で、事業・役員等のご承認をいただき、同窓会も新しくスタートをいたします。

 

 昭和・平成と順調な時ばかりではありませんでした。地元商工会の皆様をはじめ、多くの方々からご協力をいただき、閉校の危機を乗越えても来ました。新津工業高等学校同窓会は素晴らしい人材が揃った会です。令和の時代になり、さらに新しく優秀な同窓生が加わり、力強さが倍増されることでしょう。結びに、同窓の皆様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申しあげて挨拶といたします。

令和元年8月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成30年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第52号から抜粋)

 会員の皆さん、お変わりなく健やかにお過ごしのことと拝察いたします。

 

 今年の夏は、正に異常と言える酷暑であります、一時的に健康を害した方もいらっしゃったものと思われます。西日本豪雨では200名以上の方が亡くなり今も多くの被災者の方々が不安な状況の中避難所などでの生活を余儀なくされております。被災された方が一日も早く日常生活を取りもどせるよう願っています。

 

 また、今夏のはじまりには「ワールドカップサッカー・ロシア大会」が開かれ、日本代表サムライブルーが決勝リーグに進出し、日本中が世界が熱く沸きかえりました。

 

 さて本年度の同窓会は、私が会長就任以来から申しあげています「資金積立」を中心に例年同様の活動を予定しています。また来年度役員改選の年度に当たります。

前岡村会長の後任として、母校50周年記念をひかえており暫定的に会長職を引受けて以来、今年度まで来てしまいましたが、検討をいただき新役員体制で次年度を迎えたいと思います。

 

 会員の皆様には日頃より何かとお力添えを賜っておりますが今年度も宜しくお願いいたします。

 

 第1回生が卒業されてから早いもので52年が経過し古希の祝いを迎えています。第1回生の中には地域コミュニティの中心の方、サークルのまとめ役の方、現役でバリバリ仕事をこなしている方等ご活躍の方もおられます。

「歳をとった」とか「モーロクした」とか「あいつもだいぶボケてきた」とかよく言いますが、その代わりに「あいつもだいぶ『老人力』がついてきた」と言って活躍の方々は歳をとることをポジテブに思考なさっているのだと思います。今は人生80年時代、これから人生100年時代に突入します益々ハツラツと若々しくすごしてほしいものです。

 

 しかし、残念ながら第1回生に限らず、ご本人が体調を崩されたり、配偶者の体調が悪く「主夫」として外出さえままならないというお話をお聞きする機会が増えています。かくいう私も還暦をとうにすぎ、手を伸ばせば古希にとどく歳になりました。数回の入院手術を経験し健康管理の大切さと難しさを実感しています。

 

 結びに皆さんもご自愛いただき益々のご活躍をお祈り申し上げ、挨拶とさせていただきます。

平成30年9月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成29年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第51号から抜粋)

 同窓の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍の事と拝察いたします。日頃より、同窓会活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。

 また昨年度には、同窓会50周年の式典、祝賀会開催に当たり、大勢の皆様にご賛同いただき、盛大に開催できました事、心より感謝御礼を申し上げます。 お陰様で、式典祝賀会当日には、御来賓、同窓生を合わせて60名を超える皆様よりお集まりをいただきました。

 

 第一部、第50回総会では、活動計画及び予算を拍手でご承認いただきました。

第二部、先輩と語る会では、初代同窓会長、小柳新一様(第一回電気科卒)より在学中の懐かしい写真をプロジェクターで投影しながらお話をして頂きました。先輩には、今回の依頼を快くお引受けいただき、初めてお聞きする貴重なお話や、懐かしい話を伺うことが出来ました。有難うございます。

第三部、記念講演は、地元在住で、新潟落語会所属、落語愛好家、三流亭楽々さんの軽快な落語を楽しみ、記念式典は滞りなく終了しました。

第四部、祝賀会では、13代・高桑校長先生よりご挨拶をいただき、15代・平山校長先生の乾杯で祝宴がにぎやかに始まり、校歌・応援歌を歌い、大いに盛上り、万歳三唱で閉会しました。また、横断幕「飛翔健児」の贈呈も行われています。同窓会記念式典・祝賀会と併せて取組みました、母校支援金のお願いに対しましても、同窓の皆様から快くお引受けいただき、150名の皆様からご支援の協力を頂き、『支援金総額92万円』が集まりました。この母校支援金は「飛翔祭」当日、校長室にて、熊谷前校長に支援金総額をお渡ししてあります。

 

 尚、同窓会五十周年の様子は、第51号会報に載せてありますので、是非ご覧ください。

 

 ところで、個人情報保護法が5月30日に全面施行されました。改正後は、全ての事業者に個人情報保護法が適用されます。この事業者には、自治会や同窓会等の非営利組織も該当いたします。この為卒業生に対して、個人情報を集める際には定められたルールに従い、個人情報の利用目的をあらかじめ特定し、明示する必要がでてきます。また、同窓会入会の意思確認も併せて取る必要があるものと思います。また、同窓会は、集めた個人情報の漏えい防止のために、盗難、紛失等のないよう、適切な処置を講じることが求められます。

 

 確かに、個人情報保護法は大切な法律でありますが、私のような一桁の卒業生には、卒業生=同窓生=同窓会員と単純に考えてしまいます。まして、会員の氏名、住所を本人の了解が得られない場合は同窓生でありながら、連絡も出来ないことになります。この件につきましては、もう少し法律を熟読し、検討を加え対応していきます。この問題は、同窓会活動に大きな影響を与えるものと考えています。従前と同じ考えのままでは、同窓会活動は難しくなってきていると感じます。

 

 結びに当たり、同窓の皆様の益々のご健勝と、ご活躍を祈念いたしまて、私の挨拶とさせていただきます。

平成29年8月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成28年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第50号から抜粋)

 風薫る季節を迎へ、同窓会員の皆様におかれましても益々ご清栄のこととご推察申し上げます。
日頃から、同窓会活動に関しましては多大なるご協力を賜りまして心より感謝申し上げます。


 我が母校、新潟県立新津工業高等学校は、目覚ましい工業技術の進歩に即応する中堅技術者の養成が急務であるという時代の要請と、新津市に高校を設立したいという市民挙げての強い熱意によって昭和38年開校。昭和41年3月、機械科167名、電気科132名、299名の第1回生が卒業されてから今日まで同窓会員11,951名が社会のあらゆる方面で、立派な活躍をされております。


 そして本年度、第1回生が卒業されて同窓会設立50年という節目の年を迎える事となりました。

開校からの間、平成6年度に機械科2クラスが機械システム科に転科。平成16年度に電子科閉科。

翌々年には電機科閉科。また、機械ステム科、機械科が平成22年度に閉科となりましたが、翌年より工業マイスター科、生産工学科が新設され、25年度ロボット工学科、26年度日本建築科と新設が続き、現在の「新生・新津工業高校」となっています。


 11,310名が学んだ各科はなくなりましたが、工業高校で学ぶ基礎は現在でも当時と同じだと思います。
先日、第54回入学式に出席させていただき、新入生143名を拝見しましたが、私達が入学した当時と同じ様に緊張し不安の中にも大きな希望と夢を抱いている表情をしておりました。


 今回「同窓会50周年記念総会」を計画いたしました。各所で多くの同窓生が活躍をなされておられますが、そんな方々からお話をいただく機会を持ちたいと考え、現役でご活躍中の第1回生で初代同総会長、小柳新一さんに代表して開校当時の苦労話を含めて、同窓会の立ち上げの状況等、50年を振返ってお話をお願いいたしました。また、警察OBで地元在住の三流亭楽々さんの落語もお願いしております。
50年という節目に先輩を囲み歴史を再認識しながら懇親を一段と深める場にしたいと思います。


 皆様にはご多用と思いますが是非、ご出席をお願い申しあげる次第です。また、併せて母校後援の趣旨をご理解賜り絶大なるご協力の程お願い申しあげます。


 末筆ながら皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

平成28年4月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成27年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第49号から抜粋)

 同窓の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍の事と拝察いたします。

また日ごろより同総会活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。


 5月に入りましてから、嬉しいニュースを二件続けて新潟日報の紙面で拝見いたしました。それは後輩の活躍を伝えるものです。そこには凛とした姿で正面を向いた新津工業高校生の写真が載っていました。


 第6回「関東甲信越高校生溶接コンクール」に於いて、工業マイスター科3年生、平田良君が2年連続で優秀賞を受賞、そして「全国削ろう会神戸大会」の学生部門で、日本建築科2年生、皆川楓真君が大学生や専門学校生を抑えて優勝を飾り、同じく2年の武田大地君も3位入賞しました。


 好成績の記事を嬉しく読み進め、毎日練習を積み重ねる様子を思い描き、日々の努力が好成績につながることを実感できた彼らは、益々、技術の研さんに励むだろうと思いました。また刺激を受けた同級生も一層努力をすることと思います。

 

 母校は、これから色々な花を咲かせ、満開の季節を迎えると想像するだけで期待で心華やいできます。皆さんの健闘を心から願い、活躍を称えます。


 26年度の同総会入会式より新設をいたしました、「同窓会表彰」につきましては、在学3年間をとおして部活動等に励み、顕著な成績を収めた生徒、技能・技術の習得に励み、顕著な成績を収めた生徒を学校より推薦戴き、同窓会が表彰するものです。今回は入会式で14名を表彰いたしました。

 

 後輩諸君の励みになるような継続事業として取り組んでまいりたいと考えております。学校推薦者が予算の不足するほど、大勢の生徒が表彰対象者として現れることを大いに期待いたします。表彰者の一覧も会報に載せてありますので是非ご一読ください。


 さて「同窓会報」というと年末の発行が通例でしたが、今号は時期を早め発行させて頂きます。

年度始めで関係団体の活動もなく、まだ「同窓会総会」も開催されていませんので、編集には難儀をすると思われますが、年に1回発行の会報を有意義に使う為の試みですので、満足のいかない箇所もあるとは思いますが、総会案内等を会報に盛り込む事ができれば、多少なりとも告知に役立つと考えています。初めての試みですので不出来の所もあると思いますが、ご容赦ねがいますと共にご助言をいただけますようお願い申しあげます。


 末筆ながら皆様のご健勝とご活躍をお祈り申しあげ、御挨拶といたします。

平成27年6月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成26年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第48号から抜粋)

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍の事と拝察いたします。


 9月19日から仁川アジア大会が開催され、私のようにテレビの前で選手の活躍に一喜一憂された方も多かったのではないでしょうか、金メダル47個、合計200個のメダルを獲得しましたが「厳しい結果」という総監督の言葉のように、東南アジア、中東アジア勢の台頭が目立ち、さながら近年の我が国を取巻く経済状況と同じ様相を感じておりました。

 この秋の叙勲において、第13代校長の高桑利和先生が長年公務などに尽くした功績を称えられ、瑞宝小綬章を受章なされました、おめでとうございます。


 先生には昭和51年からの5年間と平成8年・9年の2年間、ご指導をいただきました。
柔道部がインターハイに出場した際には同窓生と一緒に現地まで応援に駆け付けていただく等、同窓会活動にも格段のご理解と積極的なご協力を頂きました、あらためて感謝申し上げます。高桑先生には、次回の会報に思い出話と叙勲のお話をお願い致したいと思っています。


 今年52周年の新津工業高校は、182名の新入生を迎え、全校生473名が、教職員77名の皆さんと共に、生徒一人一人が夢と目標を持って勉学に邁進して、高度なものづくりと実践的な技能・技術の習得を目指しており魅力と特色のある工業高校を益々盛りたてています。
また、昨年の卒業生143名は、67.8%の生徒が工業の専門性を生かした職場に就職をしています、また進学では大学進学者も増加をしています。学校が目指している「就職に強い新津工業」
「進学にも強い新津工業」が、着実な成果を上げてきているものと嬉しく思っています。


 また各種資格や検定にも豊富な実習時間、小人数の実習指導、熟練技能者による直接指導、産業現場での実習などで合格者数が増加しています、あらためて後輩諸君の努力と、教職員の皆様のサポートとご指導に感謝を申しあげます。

 結びに会員の皆様には、今後とも建設的なご提言をはじめ、ご理解とご支援を頂きますようお願いを申しあげて、ご挨拶ならびに報告とします。


 末尾になりましたが、皆様の御健康を祈念いたしまして、ご挨拶といたします。

平成26年12月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成25年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第47号から抜粋)

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍の事と拝察いたします。


 昨年度の母校創立50周年記念事業に際しましては、皆様より絶大なご支援ご協力を賜り、無事に挙行出来ましたことを、あらためて感謝、御礼申し上げますと共に、平素より同窓会活動に一方ならぬご支援を頂き重ねて御礼を申し上げます。


 さて本年度予定をしました本会報も、予定より若干遅くなりましたが発行することが出来ました。第47号会報は後輩諸君の学習と活躍、企業を経営している同窓生で設立された「新工経営者懇話会」の紹介を中心に編集しています。是非、ご一読ください。


 さて、同窓会組織も母校と共に歴史を積重ねてまいりました。様々な事業を先輩役員の方々がご苦労をなされ、同窓会事務局の先生方のご協力をいただきながら計画実行してきましたが、役員のみならず、事務局先生方の負担も大変なものだったと思います。一方、近年の経済状況変化の波動が安定せず激しさを増し、同窓生を取巻く職場環境が著しく変わってきており、従来の組織では、活発な活動を続けるに支障をきたしかねない状況も見受けられるようになりました。

 
 同窓会役員の更なる充実を図り、活動内容の精査も合わせて行っていきたいと考え、役員会で検討を重ね、評議委員会に提案し、ご審議いただきました内容は、現状三役を会長1名、副会長若干名、そして書記長、書記次長を廃止して、幹事若干名を新たに設けるというものでした。


 幸い、皆様のご理解をいただき、今年度第47回総会にてご承認をいただくことができました。新役員の方々には同窓会発展の為、益々のお力添えをお願い申し上げます。


 昨日テレビで、「新津工業高等学校日本建築科」の実習の様子が放映紹介されておりました。マスコミ等で母校の生徒の活躍を見聞きするたび、後輩の目覚ましい活躍に胸を熱くいたしております。これからも私達同窓生が、後輩の更なる前進のため、微力ながら支援したいと考えておりますので、皆様方のご支援を賜りますようお願い申し上げます。


 末尾になりましたが、皆様の御健康を祈念いたしまして、ご挨拶といたします。

平成25年12月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成24年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第46号から抜粋)

 母校、新潟県立新津工業高等学校の創立50周年記念式典を挙行するにあたり、新潟県教育委員会様をはじめ、多数の御来賓の方々の御臨席を賜り、かくも盛大に挙行出来ましたことは、同窓の皆様をはじめPTA、後援会、そして母校教職員の皆様方の力強いご協力の賜物であります、実行委員会を代表して心より御礼を申し上げます。


 昭和38年4月14日に、開校式及び第一回入学式が挙行され、県立新津工業高等学校が開校されました。以来50年、歴代校長先生はじめ、諸先生方の教育に対する情熱と真剣なご努力、ご苦労の成果が、今日の創立50年を迎えた新津工業高等学校の隆盛なる姿であると確信しております。

 昭和41年3月、第1回卒業生を社会に送り出していただいてから、50年という長い期間にわたり幾多の重大な困難を克服しながら、1,413名の卒業生を優秀な工業人として、地元はもとより周辺地域の産業界に送りだしていただきました事を、あらためて感謝申しあげます。

卒業生はそれぞれの分野で期待に応え、社会のあらゆる方面で、立派な活躍をされております、同窓の一人として、誇らしくまた、改めて心強い思いをいたしております。


 近年、私達を取り巻く環境が急激に変化する中、国際的な視野を持ったグローバルな人間性が望まれております、幸いに母校は広々とした校地、素晴らしい施設設備、優れた指導者に恵まれ、オンリーワンとして各方面から大いに期待されています、新しい時代の新しい教育にふさわしい工業高校になっていただき、更に優秀な人材を育てて頂く事が、多くの方の願いであります。どうか半世紀50年という節目を契機に、関係各位のさらなるご支援、ご後援を、我が母校にお寄せいただき、本校が一層の飛躍を遂げられますよう念願してやまないものであります。


 終わりに、本事業遂行に際しまして、絶大なるご理解とご協力を賜りました皆様方に、感謝と御礼を申し上げご挨拶といたします。

平成24年12月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明


【平成23年】新津工業高同窓会 高塚 同窓会長ご挨拶 (同窓会報 第45号から抜粋)

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍の事と拝察いたします。

 評議委員会の推薦、同窓会総会でご承認をいただき、この度、岡村会長の後を受け同窓会会長を務めさせていただくことになりました。8回電子科卒の高塚則明と申します。
会員数約1万数千名の新潟県立新津工業高等学校同窓会、そして歴代会長が築かれました伝統と歴史を考えますと、その責務の重さを痛感いたしますと共に身の引き締まる思いがいたします。

 長きにわたり岡村会長の元、補佐役として務めてはまいりましたが浅学菲才な私でございます、皆様のあたたかいご支援・ご協力をいただき、来年度「創立50周年」を迎える母校と同窓会発展のため頑張る所存でございます。よろしくお願い致します。

 昨今の経済状況、少子化、中学卒業生の普通科指向等、工業高校をとりまく環境が非常に厳しい状況ではございますが、同窓会の役割を果たし、新津工業高等学校の発展に少しでも寄与できればと考えます。

 母校ではいち早く学科改変に取組み、「工業マイスター科」「生産工学科」「ロボット工学科」という学科編成で新しい工業高校に生まれ変わりました。更に来年度には「日本建築学科」を新設いたします。一時は廃校も危惧されておりました母校は現在最も注目を集める工業高校になっています。

 同窓会の本来の目的である会員相互の交流と親睦を図りつつ、若い方の同窓会活動への参加を呼びかけ活性化を図って行きたいと思います。

 また、来年度「創立50周年記念事業」が盛大に執り行えますよう、実行委員会を中心にさまざまな計画をしております。母校の50周年という大きな節目を同窓会会員の皆様と一緒に祝い、益々の発展を期すため皆様からの更なるご協力をお願い致します。

 最後になりましたが、長年にわたり会長としてご尽力いただきました岡村前会長に感謝の意を表しますと共に会員の皆様より一層のお力添えを賜りますようお願い致します。

平成23年12月吉日

新潟県立新津工業高等学校同窓会  会長 高 塚 則 明